保険見直し時に押さえたい「メリットと注意点」について

保険の見直しをするとどんなメリットがあるのでしょうか?まずは今現在の自身の状況を把握して目的やタイミングを明確にすることが大切です。見直しの際の注意点も掲載していますので、参考にしてみてください。

保険見直しは本当にメリットあり?

保険見直し相談に訪れた女性

保険会社の営業の人は「保険の見直しが必要です。」とよく言いますよね。
「それって新規の契約をとりたいだけでは…」なんで思う方も多いのではないでしょうか。本当はいつ、何を見直せばよいのでしょうか。
この記事では保険の見直しのメリットや注意点、どんな時に保険の見直しをする必要があるのかを解説します。

現契約内容を把握

保険の見直しを検討する前に、まず現在自分が契約している保険契約をしっかりと確認しておきましょう。
自分の契約内容の確認をする際のポイントをご紹介します。

目的の明確化

まず、何のために契約した保険なのかを明確にしておきましょう。
もし、その目的が達成していて不要となっていれば解約をすれば良いでしょう。
目的があいまいだと、見直しをする際の基準もあいまいになってしまいます。
割安な保険料であったとしても、目的を満たさない保険は必要ありませんので、まずは目的を明確にすることが重要です。

保障内容・金額・期間

目的を明確にしたら、次は保障内容・保障金額・保障期間を確認しましょう。
保険には様々な機能や特約がついています。保険の見直しをする際も保障内容をしっかりと内容を確認しておかないと保障内容が重複してしまう場合もあります。

保険を見直す必要性

保険は様々なことを保障するために契約します。
しかし、人生のステージとともに保障する必要があるものは変わっていきます。
そのため、契約した際には必要だった保障も今も必要とは限りません。
不必要な保障を長くつけ続けると保険料が高くなってしまいますので、定期的に保険を見直すことで保険料を抑えて、必要な保障を受けることができます。

また、保険会社も多様化するニーズに答えるために様々な商品を開発しています。
昔はなかった保障が今は受けられることもありますので、保険を定期的に見直すことはとても重要なことです。

どんな時に保険を見直したら良い?

保険内容を見直すにはどのようなタイミングが良いのでしょうか。
場面別にどのような見直しを行うことが必要かをご紹介します。

就職
就職が内定した男女

就職は独立して自分で生計を立てる第一歩です。
就職する時に独身であれば、遺される家族のために大きな保障を準備する必要はありません。
ご自身が病気や怪我で働けなくなった場合に保険金が出る、医療保険に入っておけば良いでしょう。

また、生活に余裕があれば、貯蓄型の保険を契約しておくことをお奨めします。
就職後すぐに貯蓄型の保険に加入しておけば、貯蓄をする習慣が自然と身に付き、長い年月をかけてお金を貯めていくことができます。

結婚
結婚式での幸せそうな新婚夫婦

結婚は独立後初めて家族が増えるタイミングですね。結婚した時にはお互いの生命保険を確認して、保障内容を必要に応じて見直すと良いでしょう。
共働きの場合は保険の必要性を感じる事は無いかも知れませんが、病気や怪我で多額の医療費がかかることへの備えは必要です。

どちらか一方が働いている場合は収入が無くなってしまうことに備えて収入保障保険等も検討しておくと良いでしょう。

また、結婚した際に忘れがちなのが受取人の変更です。
独身の際は死亡保険の受取人を自分の親にしているケースが多いですが、結婚した際は忘れずにパートナーに変更しておきましょう。

出産
生まれたばかりの新生児

出産した際には保険を大きく見直す必要があります。
結婚して、子供がいない時は夫婦の生活費を賄うことを主眼として保険に加入していますが、子供が生まれると生活費+子供の教育費を捻出しなければいけません。

特に働き手が一人のご家庭では、その方が亡くなる・または就業不能状態になった場合、世帯の収入が無くなってしまうことになります。
そのような事態に備えて、子供が産まれた時には保障と貯蓄性を兼ね備える養老保険等も検討すると良いでしょう。
解約返戻金を受け取れる時期を子供の教育費が本格化する15歳以降にしておけば、万が一の死亡保障に備えながら、高校・大学の教育資金を貯めていくことができます。

また、就業不能に対しては仕事が出来なくなった時に給与のように保険金が受け取れる所得補償保険をお奨めします。

住宅購入
将来に備えてマンションを購入

住宅を購入した時には、ほとんどの人が住宅ローンを組みます。
住宅ローンを組むと「団体信用生命保険(団信)」と言われる保険に加入します。

団信は契約者が亡くなった時や就業不能に陥った際に住宅ローンの支払いが滞らないように加入する保険です。
今まで契約した保険の内容と団信の内容がかぶっている場合は、保険を解約する等、検討した方が良いでしょう。

住宅ローンを組んだ時に保険を見直さないと、結果的に重複した保障内容に対して、保険料を支払うことになってしまいます。

子供が独立
子供が大学卒業して独立

子供が独立し、教育資金の支払いが一段落した場合は保障内容をスリムにしても良いでしょう。
子供が独立した後は二人の生活費と老後のことを重視する保険に見直すのです。

この時に注意したいのが、退職後に保険金を支払うような契約をしないこと。
リタイア後は収入がガクっと落ちますので、保険料の支払いは定年までに完了するプランを選びましょう。

お宝保険は解約しないように!

日本は現在、超低金利ですが、バブル期まで遡れば高金利時代もありました。
バブル期に固定金利で加入した終身保険は、今では考えられないほどの利回りが付く「お宝保険」です。
生活の変化による保障内容の見直しは重要ですが、誤ってお宝保険を解約してしまわないように注意しましょう。