年金受取口座を選ぶ基準や特定シーンにマッチする銀行を紹介
-
当サイト内には広告リンクが含まれており、リンク経由でサービスを申し込みがあると、広告報酬を受け取ることがあります。提携や報酬に関係なく、ランキングや商品の評価は当サイト独自の調査とレビューに基づいています。
収益は、より役立つコンテンツ提供のために品質向上などに使われています。 -
当サイトは下記のガイドラインに従って運営しています。
-
保険業法第3条に基づき、保険会社が新たに設立される際や、既存の保険会社が事業内容を変更する際には、内閣総理大臣(実際には金融庁長官がその権限を行使)の認可を受けなければなりません。下記のリンクから、内閣総理大臣の認可を受けた保険会社を確認する際は、金融庁ホームページの「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で確認ができます。
当サイトはファイナンシャルプランナーの監修の元で制作しています。
監修者ファイナンシャルプランナー 木村秀幸
年金が振り込まれる口座のことを、一般的に「年金受取口座」と呼びます。
年金受取口座は何十年にわたって使用する可能性があるため、普通預金金利はもちろん「キャンペーンによる特典」「ポイント付与」なども考慮した上で決めないと、最終的に大きな損をしてしまう恐れがあります。
当記事では、年金受取口座で損をせずに、よりお得に年金を受け取るために、年金受取口座を選ぶ際の基準、特定のシーンでおすすめな金融機関やその理由などを紹介してまいります。
年金受取口座はどのように選べばよい?
キャンペーンがたくさんあってよく分からない!
ずっと使っている口座があるので変えるのが面倒
とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
年金の制度概要や仕組み
まずは簡単に年金の制度概要や仕組みをおさらいしておきましょう。
年金とは、特定の年齢の到達又は一定の条件を満たした場合に、国(または国が運営する公的機関)から支払われる給付金のことです。
引用
Q公的年金制度はどのような仕組みなの?
A公的年金制度は、いま働いている世代(現役世代)が支払った保険料を仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという「世代と世代の支え合い」という考え方(これを賦課方式といいます)を基本とした財政方式で運営されています(保険料収入以外にも、年金積立金や税金が年金給付に充てられています)。(中略)
引用元:厚生労働省「公的年金制度はどのような仕組みなの?」
公的年金制度は、基本的に日本国内に住む20歳から60歳の全ての人が保険料を納め、その保険料を高齢者などへ年金として給付する仕組みとなっています。
つまり、簡単に言うと「働ける人(現役世代)が保険料を負担」し、「働けなくなった人(高齢化や障害を負った場合など)の生活を支える」という制度なのです。
年金受給のタイミングと金額の違い
大きく分けて、年金受給は以下の3つのタイミングでスタートします。
| 年金の種類 | 受給の主な要件 |
|---|---|
| 老齢年金 | 特定の年齢に達したとき |
| 障害年金 | 一定以上の障害があると認められたとき |
| 遺族年金 | 一家の働き手が亡くなったとき |
「年金=高齢者が受け取るもの」というイメージがありますが、何らかの事由で障害を負った場合や、一家の働き手が死亡(亡くなった人によって生計を維持されていた)場合にも年金が支給されることがあります。
なお、受給金額は
-
どのような働き方をしていたか
-
どのくらいの期間・金額の保険料を納めたか
-
何歳から受給を開始したか
-
年金の種類(どのような理由で受給が開始したか)
によって異なり、さらに老齢年金の場合は「受給開始のタイミング」によっても変動します。
| 受給の タイミング |
受給金額の増減 |
|---|---|
| 繰り上げ受給 (60歳から) |
繰り上げ1か月あたり0.4%減額 |
| 原則通り受給 (65歳から) |
原則通りの金額を受給 |
| 繰り下げ受給 (66歳から75歳) |
繰り下げ1か月あたり0.7%増額 |
例えば、最短年齢である60歳から受給を開始した場合、早く受け取れる代わりに従来受け取れるはずであった金額から24%減額(0.4%×60か月)され、逆に最長である75歳で受給を開始した場合は84%増額(0.7%×120か月)される計算です。
ねんきんネットを登録している方は「将来いくらもらえるか」のシミュレーションができますので、詳しい金額が知りたい方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
(ねんきんネットを利用する場合は登録が必要です。ねんきんネットの登録方法は日本年金機構HPをご参考ください。)
年金受取口座を慎重に選ぶべき理由
年金受取口座は長きにわたって使用することもあり、年間の金利やポイントの差は小さくても、最終的には大きな差額となる可能性があります。
また、受け取れる金額だけでなく「ATM 利用時の手数料」「振込手数料」といったコスト面も考慮せねばなりません。
A銀行
| 預金金利 | 0.22% |
|---|---|
| 最寄りATM 手数料 |
引出時110円~220円 振込時220円~660円 |
| キャンペーン | 現金1500円プレゼント |
B銀行
| 預金金利 | 0.20% |
|---|---|
| 最寄りATM 手数料 |
年金受取口座 指定時は無料 |
| キャンペーン | 5000円相当のポイントを付与 |
A銀行の方が預金金利はお得だが、
頻繁にATMを使うならB銀行の方がお得になる。
また、キャンペーン特典もB銀行の方がお得。
したがって、例えば ATM で月に数回の入出金や振込を行う方は、ATM 手数料無料の特典がある銀行を選んだ方がよりお得になると言えるでしょう。
もちろん、単純に「キャンペーンに魅力を感じたから」という点も選ぶポイントの一つであることは間違いありませんが、年金受取口座は一度指定すると変更までに 1~2 ヵ月かかり、さらにキャンペーンの特典を受け取るまでには数ヶ月かかるケースがほとんど。
頻繁に変えることができないという点を念頭に置いた上、ご自身の利用状況や環境に応じて年金受取口座を選ぶことをおすすめします。
参考サイト日本年金機構「年金受取口座の変更方法」年金受取口座を選ぶ2つのポイント
年金受取口座を選ぶ際は、「利便性」「お得度」のどちらかに絞って検討した方が、より希望に沿ったサービスを見つけることができます。
例えば、
-
利便性で選ぶ
従来利用していた銀行や ATM が自宅から近い金融機関にする -
お得度で選ぶ
キャンペーンの内容、キャッシュバックの金額で選ぶ
よく使うサービスで選ぶ方法もあり
さらに、お得度や条件で選ぶのであれば、貯めているポイントやよく利用するサービスと関連したものを選んだ方がよりお得となる可能性があります。
具体的には、楽天をよく利用するのであれば楽天ポイントがもらえる・貯まる「楽天銀行」を選ぶ、Ponta ポイントを貯めているのであれば「au じぶん銀行」を選ぶなどです。
特典やメリットもチェック
なお、直接的なキャッシュバックはありませんが、間接的に特典がもらえる・メリットが生まれるサービスもあります。
例えばイオン銀行の場合は年金受取口座に設定すると「イオン銀行スコア(イオン銀行 Myステージを上げるためのポイント。
上がるごとに普通預金金利や ATM 利用料の無料回数が増える特典がある。)」が付与されるため、同行にてステージを上げたいと考えている方にはおすすめです。
利便性で選ぶ
\ こんな方におすすめ /
- 金融機関を変えたくない方
- 支店やATMが近い金融機関を選びたい方
お得さ・条件で選ぶ
預金金利を重視
キャンペーン内容を重視
利用状況や環境を重視
\ こんな方におすすめ /
- 運用の予定が無い方
- 引出や振込の頻度が少ない方
\ こんな方におすすめ /
- キャッシュバック額で選びたい方
- 貯めているポイントがある方
ネット完結のソニー銀行がおすすめ
ソニー銀行はご存じ「sony」のグループ企業(ソニーフィナンシャルグループ株式会社)であり、同グループ内にて文字通り銀行事業を担っています。
「ネット銀行」に分類される銀行であり、原則として店舗展開はしておらず、インターネット上で全ての金融サービス(振込や借入・返済等)を提供しています。
ソニー銀行には年金受取口座に指定した場合の直接的な特典はありませんが、優遇プログラム(クラブエス)というステージが設けられており、月末残高や取引状況に応じてステージがアップし、様々な特典を享受することができます。
ステージアップの主な特典
-
国内ショッピングで Sony Bank WALLET を利用した際に、最大 2%のキャッシュバック
-
米ドル(対円)の為替コストが 4 銭にまで下がる
Sony Bank WALLET とは
Sony Bank WALLET は、Visa 加盟店であれば利用することができるデビットカードとキャッシュカードが一枚になったカードです。
クレジットカードの代用となるため、ショッピングをする際にクレジットカードを使うことが多い方、公共料金をクレジットカード支払いにしている方は、よりお得に利用できる可能性があります。
Sony Bank WALLET なら外貨をそのまま使える
ソニー銀行の外貨預金は為替コストが低く、12 通貨を取り扱うなど、顧客満足度 1位を獲得。(2025 年オリコン「外貨預金」顧客満足度調査)
すでにソニー銀行で外貨預金をしている方はもちろん、これから外貨建ての積み立てをしたいと考えている方、貯めた外貨を使いたいという方にもおすすめです。
さらに、Sony Bank WALLET は貯めた外貨預金をそのまま使える上、海外 ATM でも外貨口座から現地通貨を引き出すことができます。
利用可能な国・地域は 200 以上に及び、Visa タッチ決済にも対応しているため、国内のみならず海外旅行もこれ一枚で足りると言っても過言ではありません。
もちろん国内提携 ATM でも引き出しが可能(原則 24 時間預入は無料、引出は合計月 4 回まで無料)であり、国内通貨だけの利用であっても利便性は高いと言えます。
ソニー銀行の強みまとめ
ソニー銀行では年金受取口座登録による直接的な特典はありませんが、Sony Bank WALLET の利用によって、以下のようなメリット・強みが生まれます。
-
国内ショッピングで最大2%キャッシュバック
-
他行への振込手数料無料 1回プラス
-
PlayStationストア・ネットワーク利用額の2%キャッシュバック
-
ソニーストア 3%OFF
通常ショッピングのキャッシュバックに加え、グループ関連事業であるPlayStationStore や PlayStationNetwork 利用時に、クラブエスのステージに関わりなく 2%のキャッシュバックを受けることができるようになります。
さらに、ソニーの直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)や、インターネット直販サイトの購入代金が 3%割引になり、My Sony ID の登録によってソニーストアで利用できる 10%off クーポンがもらえることがありますので、ソニーのコンテンツをよく利用する人はよりお得に利用できる可能性があるでしょう。
また、Visa が提供する優待特典もクレジットカードと同様に受けられるほか、提携する銀行の外貨両替優遇サービスを受けられたり、特定企業(アート引っ越しセンターの優待特典・ハーツレンタカーの利用割引など)の優遇を受けられたりもします。
ご興味がある方は、ぜひ公式サイトの方もチェックしてみてください。
年金受取口座の選び方をおさらい
年金受取口座の変更は年金事務所に所定の手続が必要となる上、変更までに 1~2 ヵ月を要しますので、慎重に考慮した上で決めることをおすすめします。
まずは「利便性で選ぶのか」「特典などの利点で選ぶのか」を決めましょう。
利便性で選ぶなら、お近くの金融機関を選ぶ又は相談を。
特典などの利点で選ぶなら、ご自身が利用されているサービスと関連が深いものから検討すると良いでしょう。
また、ソニー銀行のように特定のシーンで深くマッチする金融機関もありますので、色々な金融機関を確認し、自身に最も合った口座・サービスを探してみてください。