保険相談の必要書類・流れを把握

今の保険内容や希望するプランの整理、必要書類など保険の相談をする前に準備しておきたいことが沢山あります。相談時間には少なくとも1時間程度を見積もって、有意義なアドバイスを聞くようにしましょう。
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保険相談の流れ必要書類

保険の説明をする女性

保険窓口はファイナンシャルプランナーをはじめ、保険のプロが在中しており最もポピュラーな相談先です。

ただ、知識ゼロ・事前準備ゼロで相談に行っても、相手の話を充分に理解できない可能性もあります。
入門レベルの内容や相談の流れ、必要書類を把握しておくだけでもスムーズに有意義な相談をすることができます。
当ページでは、保険相談の事前準備について解説します。

自分がどんな保険を検討しているか明確に

まずは今の保険契約の内容や状況を理解して、検討している保険の種類や保障額を明確におきましょう。
今契約している保険の見直しか、現在足りないと思っている保障を新たに付ける契約をするのか、目的を明確にしておかないと、結果的に保険会社や保険ショップの営業員が販売したい商品のセールスをされるだけで終わってしまう可能性もあります。

また、自分が契約している保険を把握できていないと重複した保障内容になってしまったり、無駄が多くなったりしてしまいます。
保険を新たに契約しようとしている方がご自身の保険を見直してみると、既に特約で保障がついていたということも珍しくありません。
新規で保険相談に行く際には必ず現在の契約内容を確認する癖をつけておきましょう。

書類を準備する

事前準備が出来たら保険ショップや保険会社の営業員と直接会って相談をします。
相談をする際に絶対に必要な書類はありません。
しかし、検討する商品にあわせて現在の保険の加入状況などがわかるものがあると適切なアドバイスを受けることができます。
主な保険の種類の必要書類は以下の通りです。

生命保険
 →現在加入中の保険証券・保障内容のお知らせ・例表等
老後資金を貯めるための保険
  →ねんきん定期便
火災保険
  →登記簿謄本・性能評価書等
自動車保険
  →車検証・免許証・現在加入中の保険の内容がわかるもの

上記のような書類を事前に準備しておくとスムーズに相談ができるでしょう。

相談をする際のポイント

指を指すポーズの女性

事前準備が整ったら実際に相談をしますが、どのようなことを心がけたらよいのでしょうか。

誰に相談したらよい?

相談をする際に最も重要なのは“誰に相談をするか”ということですね。
大きく分けて選択肢は2つあります。1つ目は保険ショップで相談をすること。
保険ショップは1つの保険会社ではなく、複数の保険会社の商品を比べられる点はメリットです。
しかし、保険ショップの営業員はあなたの保険の契約内容を知りませんので、しっかりとご自身が契約している保険の内容を伝えることができなければ、適切なアドバイスを受けることが出来ません。
一方、保険会社の営業員は基本的に自分が所属する保険会社の商品しか説明しませんが、既に保険を契約している保険会社の営業員はあなたが契約している保険の内容を理解していますので、説明しなくてもどんな保障が足りていないか、アドバイスをくれるでしょう。

保険ショップは自分で出向く必要がありますが、保険会社の営業員は自宅や自宅近くのカフェで相談することもできます。
どちらもメリット・デメリットがありますので、ご自身の考えに合わせて相談すると良いでしょう。

相談する際の注意点は?

保険の相談をする際の注意点を確認しておきましょう。

セールスされることを覚悟しておく

保険の相談する時に心がけておきたいのは、保険ショップの営業員も保険会社の営業員も保険を売ること」を仕事にしているということです。彼らも当然成績がありますので、保険を販売しようとします。
その時に自分にとって無駄な保険を契約しないことが重要です。
保険の相談に行く際はなるべく家族も一緒に聞くようにして、その場の雰囲気で契約してしまわないようにすることを推奨します。

時間をしっかり確保する

保険商品は複雑な商品です。一つの商品を説明するだけでも1時間以上かかることも。
空いた時間に説明を受けることもできますが、10分程度ではしっかりとした相談をすることはできません。相談時間は最低でも1時間程度、確保しておいた方がよいでしょう。

一度に多くの時間を確保できない場合は複数回に分けて相談をすると良いでしょう。
最初にある程度商品の概要を聞いておけば、2回目の相談をする際に疑問点や不安点を解消することができます。
保険は長期間で高額の契約となることも多いので、疑問点は解消し、しっかりと検討してから契約するようにしましょう。

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